編入を志したあなたへ

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経済・経営系の編入試験対策

【発展】続・ミクロ経済学の勉強法①

 

ミクロ経済学の勉強法についてさらに掘り下げていこうと思います。

 

 

 

前回の記事では、ざっくりとした勉強法とオススメの参考書について紹介しました。

 

前回の記事を読んでいない方はまずこちらを読んでくださいね。

 

 

anomuraski.hatenablog.com

 

 

今回は独学の人にも役立つような内容にしていきたいと思います。

 

 

 

 

まず、はじめに勉強するべき内容は「消費者行動」です。

 

 

ミクロ経済学の基礎が詰まっています。

 

無差別曲線や最適消費行動についてしっかりと理解していきましょう。

 

「消費者行動」の範囲を勉強すると他の範囲でも理解が容易になります。

 

 

 

IS・LM曲線については、編入試験で出題頻度も高く、目をつぶってでも全てを思い出せるくらい完璧に理解・記憶しましょう。

 

これは中堅大学・難関大学どちらを目指している人にも言えます。

 

難関大学とは言え、ミクロ経済学の主なテキストの前半の内容は出題頻度は高く、また配点も大きいです。

 

ここを確実に取ることが合格への一歩なのです。

 

 

 

 

 

 

次におさえるべきは「企業行動」です。

 

 

 

費用関数や供給関数といった新しい関数が登場します。

 

ここでは、計算問題や論述問題どちらも解けるようにしましょう。

 

特に、この範囲の計算問題は頻出です。

 

 

 

練習問題は、

 

「スーパー過去問ゼミ  ミクロ経済学 公務員試験」

ミクロ経済学/芦谷政浩」

 

 

この二冊にたくさん載っています。

 

 

 

特に、緑と白の表紙のこの参考書はボロボロになるまで使い込みました。

 

私の周りにいる経済学部志望の受験生たちもこの「ミクロ経済学/芦谷政浩」を使っていました。

 

この参考書を書いている教授は神戸大学の研究室にいらっしゃる方なので、神戸大学が第一志望の方は必ず手に取るべき一冊です。

 

 

なかには難しい問題もあるのですが、基礎〜応用と幅広く対応していて国立大学受験者にはおすすめです。

 

私は京都大学を第一志望にしていたので、この参考書の難易度はちょうどいいかなぁ、と感じていました。

 

 

 

 

 

その次に勉強すべき範囲は「競争経済の均衡」です。

 

市場均衡が代表的な出題となります。

 

 

 

しかし、ここの内容は自分で勉強する範囲を考えていかなくてはなりません。

 

 

 

基礎的な内容はどの大学でも出題頻度が高いのですが、それ以降が大学によってかなり異なります。

 

 

私は予備校に通っていたので、様々な大学の過去問を解いてきましたが、ばらつきが多いなぁという感想があります。

 

 

 

ワルラス的・マーシャル的調整、蜘蛛の巣理論

 

ここまでの範囲に関しては、自身がどのレベルの大学に合格したいかをしっかり考えて勉強に取り組みましょう。

 

 

この範囲を深く勉強することは、MARCH・地方国立大を目指している方には、余分な時間になってしまうかもしれません。

 

 

少し長くなってきてしまったので、この次は次回の記事に書いていきます。

 

質問・コメントがある方はコメント欄にお願いします。

 

 

編入試験は情報量の戦いとも言えます。あなたがどんなに勉強が得意な方でも情報量が少なくてはかなり険しい道になってしまいます。きっと力になれると思いますので、お気軽にコメントしてください。

 

編入試験を通して、あなたの人生が明るくなる手助けをできればと思っています。一緒に頑張っていきましょう!